航空写真は高所や低所の縮尺の差や周辺部などに歪みが生ずるため、そのままでは長さも面積も不正確で地図としては使えません。
これを是正するために作られたのが正射写真図です。航空写真で撮影したものは中心撮影ですが、これを平行投影に修正し、縮尺を一定にし、写真に盛り込まれた情報を損なうことなく作成したものが正射写真図です。
正射写真図は、等高線、所有区分、林相区分などを入れることによって、今までの森林基本図や森林計画図などよりリアルに森林の状況を把握することができます。利用方法としては森林計画ばかりでなく、
- 治山計画の策定、図上設計
- 環境に配慮した林道設計
- 主間伐計画、搬出方法の決定
- 各種共同事業の計画
- 各種土地利用問題の検討
などに活用できます。
正射写真図の作成は、当協会の会員ならどの会社も窓口として相談にあずかっています。
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