1.空中写真の探し方 撮影は、国、都道府県、市町村、民間企業と様々の機関で行われていますが、撮影区域は、森林及び 山岳を主とする地域は林野庁、平地地域と離島は国土地理院が所管しています。
林野庁所管の撮影区域の空中写真は、林野庁より管理業務を受託している業者に、国土地理院撮影区 域の空中写真は ( 一財 ) 日本地図センターに問い合わせると入手できます。
林野庁撮影区域は、林野庁ホームページから管理受託業者を確認してください。 http://www.rinya.maff.go.jp/kokuyu_rinya/kutyu_syasin
国土地理院撮影区域は、( 一財 ) 日本地図センターの「地図・空中写真閲覧サービス」から検索
http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do#1
2.希望する地域を明らかにする手順
希望する地域を明らかにする手順を説明いたします。
(1)希望する地域を5万分の1地図で目安をつけます。
(2)希望する地域が、国土地理院撮影区域か、林野庁等撮影区域かの見当をつ
けます(HP上の撮影区域図を参照して下さい。)
(3)詳細な撮影地点を知りたい場合は、林野庁又は地図センターに問い合わせ
れば「標定図(ひょうていず)」を入手できます。古いものでは40年前
位までの写真を入手することができますが、カラー写真は限られた地域の
みです。
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●立体視するためには引き続いた2枚の写真が必要です。
●撮影する地域によって、縮尺が相違します。
密着の場合 16,000分の1と20,000分の1、(地理院の場合は更に30,000
分の1もあります)があり、写真の大きさは23p×23pです(古い写真の 場合18p×18pのものがあります)。密着写真で地形や林相を判読するのは 苦労が多いので、焼き付ける際に2倍引伸し、2.5倍引伸しなどと指定して申し 込むのが一般的です。
●航空写真は、飛行機の直下は正確ですが、周辺は歪みがあり地勢、地形、土
地利用などを把握するためには支障がありませんが、距離や面積など地図と
して利用するには不適当です。
●航空写真は、立体視ができるように進行方向(東西方向)に60%、左右方
向(南北方向に30%ずつダブらせて撮影します。
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